最新の脊柱(脊椎と骨盤にある関節)の検査と調整について書いてみます。

最新の調整とは、老人から幼児まで安全確実な検査と調整が確立されていいる技術のことを言います。

その上に検査と調整の順番が確立されていて、再現性があることも重要な要素です。

手前みそになりますが、私は次の3種類の技術を追求し極めて参りました。

1、カイロプラクティックの最も優れた技術であるモーションパルペーション&マニュピュレ 

 ーション(動的触診法と手技療法)

2、理学療法の集大成といえるPNF(固有受容性神経筋促通手技)

3、筋力トレーニング

この技術を関節被膜を整えることを目的に進化発展した技術が「関節ニュートラル整体」です。

関節ニュートラル整体は著作権、商標登録、はすでに取得しています。

そしてさらに下肢帯の筋肉の拘縮を改善することを目的とした健康器具を開発し、特許を取得しました。

もう少しでもう一つの健康器具の特許が取得できることでしょう。

 

人体には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。

206個の骨のうち106個は手首と足首の骨です。

残りの内訳は上肢帯がそれぞれ5個(尺骨と橈骨、上腕骨、肩甲骨、鎖骨)です。

下肢はそれぞれ4個(脛骨、腓骨、膝蓋骨、大腿骨)です。

したがって上肢帯と下肢帯の合計は124個。

そこに12対の肋骨と胸骨を合わせると149個となります。

さらに15種23個の頭蓋骨を加えると172個。

残りが脊柱(脊椎、骨盤、仙骨)を構成する骨なのです。

人類にとってなじみの深い、ワンちゃんや猫ちゃんのように四足歩行する哺乳類の土台は足首と手首であることがわかります。

その土台である足首と手首に何と106個の骨があるのは驚きです。

私が考案した関節ニュートラル整体は、世界最古の木造建築である法隆寺の構造帯と、昭和の大修理を手掛けた法隆寺の3代目棟梁であった「西岡常一」氏にヒントをいただきました。

もっともそれまでに解剖学や生理学の基本を勉強しました。

そしてカイロプラクティックの最も技術であるモーションパルペーション&マニュピュレーション(動的触診法と手技療法)の勉強もしました。

さらに理学療法の進化発展形といえるPNF(固有受容性神経筋促通手技)の勉強もしました。

そのうえでヒントをいただい手のひらめきが起きたというのが事実です。

手技療法でもリハビリテーションの分野でも、従来にない精密な方法を編み出さなくては超高齢化社会に対応できないのではという危機感が常にありました。

2024年現在では、20年ほど前に苦心の末考案した「関節ニュートラル整体」をすべてにおいて常にアップデートしています。

私は世界史や日本史の勉強において、インフラストラクチャー(下部構造)から見た歴史を解説している道路の専門家「大石久和」氏や河川の専門家「武村公太郎」氏の本を読んで初めて世界史や日本史が理解できました。

その理由は両氏ともに、物事を下から見ているからにほかなりません。

日本人は日本という国土に暮らしているからこそその影響を受けているのは確かです。

それに対し日本人以外の国は暮らしている国土が全く違うのです。

具体的には日本以外の先進国の首都は、有史以来一度も巨大地震を経験していないのです。

その理由は国土が岩盤の上にあることに加え、軟弱地盤がないからです。

それに対し我が国は4つのプレートの上にあり平均5メートルの軟弱地盤にあるのです。

このような理由で、ドイツやフランスは地震対策の必要がないのです。

日本人は台風や津波、地震、火山活動などの災害で亡くなってオイルのに対し、日本以外の先進国の大半が紛争で死んでいるのです。

同じ人間でありながら暮らしている国土の違いからおのずと体も違うのです。

このような現実を踏まえたうえで、手技療法やリハビリテーションの技術を進化させる必要があるのです。

「自分の頭で考え、自分の言葉で話し、自分の意見を言う」真の教養がある自立したセラピストになることをともにめざしたいものです。